災害の経験で飲み水確保の重要性を実感

ペットボトルの水が売られるようになってからというもの、水道水以外の選択肢が増えて飲み水の不足を体験することはほとんど無いでしょう。そのため水の重要性を考えることもあまりありませんでした。
しかし東日本大震災の際にその重要性を嫌というほど実感することになったのです。
津波の影響がない地域でしたが揺れの被害は大きく、およそ半月の間断水してしまい給水車から水をもらっていました。しかし一日の給水でもらえる一世帯分の量は限られているため、日中飲む水にはかなりの節約を必要としました。
食事などので使う分を差し引くと、飲料水として使えるのは1人1リットルにも満たない程度。成人が一日に必要な水分は2リットル強といいますから、半分程しか飲めない状態が半月続いたことになります。
水分補給は人にとって重要なものですが、特に水分不足で体調不良を起こしてしまうような病気を持っている場合には大変です。私も痛風を患っていて血液の水分不足による尿酸値の上昇は、発作を起こす原因となってしまうため油断できない状況になっていました。十分な飲み水が手に入らない日が続き、上水道の復旧の目処も分からず、いつ発作が起きるか不安な日々を過ごしていました。幸いな事に発作が起こる前に復旧したので事なきを得ましたが、あと一週間復旧が遅れていたらと考えるとゾッとします。
後悔先に立たずではありませんが、このような状況を経験したことで飲み水確保の重要性を身に沁みるほど感じました。そのため震災以降は5年間保存可能という水を買い置きして数日間の飲み水を確保、上水道が止まる前に水が貯められるように防災用ポリタンクを常備するようにしました。
まさに「備えあれば憂いなし」ということなのでしょうね。